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かる旅 「ぬ」

「布さらし 縮の里の 風物詩(ふうぶつし)」
「布さらし」とは、雪の上に縮を広げてさらす作業のことで、縮(越後上布)を仕上げるために欠かせない工程の1つである。「雪さらし」とも呼ばれる。
3月から4月のよく晴れた日の日中に、織りあがった生地をまっさらで平らな雪の上に広げる。こうすることで、製作途中についたのりや汚れ、原料の苧麻本来の色がとれて真っ白になり、柄があざやかに浮き立つ効果がある。
また一度製品化されて人の手に渡った上布が再びこの地に戻り、長年着用してしみついた汚れを、雪さらしできれいにすることもできる。これを昔の人々は愛情をこめて「越後上布の里帰り」と呼んできた。
現在では科学的な漂白方法も開発されてこの作業を見ることは少なくなってしまったが、毎年おぢや風船一揆のイベントとしてみることができる。
スポット情報
名称:小千谷織物同業協同組合/住所:小千谷市城内1-8-25/駐車場:有/ホームページ:小千谷織物同業協同組合公式サイト





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