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かる旅 「て」

「天下の 科学者 広川晴軒(せいけん)」
広川晴軒(1803~1884)は、享和3年小千谷の富商広川家に生まれ、分家、徳三郎家を継いだ。
50歳の頃から学問に興味を示し和算家佐藤節算に入門し、江戸の洋学者箕作阮甫(みづくりげんぽ)に学んだ。慶応2年「三元素略説」を出版し、熱・光・電気が本質的に同一であることを主張したが、これは、西洋の学者が同じ説を唱えたのと殆ど同時であった。死後、その説が認められ、大正13年に従五位を贈られた。
また、明治3年には、当時使われていた太陰太陽暦から、太陽暦への改暦の提案を当時の集議院に対して行った日本科学史上の先駆者の一人とされている。
現在、遺稿・地図・日記・測量具等の資料は、文化財として小千谷市教育委員会で保管されている。
スポット情報
名称:広川晴軒資料/ホームページ:小千谷市




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